2017年9月23日土曜日

ススキを見に行ってみよう

もうすぐすすきの季節になりますが、高原などでは9月下旬ぐらいから見ることができます。案内を見ると、「曽爾高原」「砥峰高原」「生石高原」ばかりです。「岩湧山」がたまに出てくるぐらいで、他のものはほとんどでてきません。調べてみました。これで全部ではないでしょうが、どこへ行こうかと迷った時などは、行ってみてはいかがですか。


伊吹山(滋賀県米原市)
 登山道の2合目すぎから8合目ぐらいまでの間がすすきの原である。道は整備されているので(あくまで登山道としてですよ)慣れた人には歩きやすい。初心者向きの山だが標高差がが1,000m以上ある。頂上まで登り3~4時間、下り2.5時間~3時間ぐらい。あくまで登山なので楽に行けると思わないこと。
なお、頼れそうな伊吹山ゴンドラは休止している。(3合目まで林道があるが、タクシーしか入れない、しかも予約制)。登山口の駐車場500円。登山協力費300円。
山頂までドライブウェイがあり、景色がきれいでデート向き。普通車3,090円(往復・駐車場込み)

岩湧山(大阪府河内長野市)
 山頂付近の約8haがすすきの原になっている。登山道は複数あるが、1時間から1時間半程度で初心者向き。たまにはハイキングもいいんじゃないだろうか。
滝畑湖畔駐車場1,000円。滝畑ダムは心霊スポットなので、霊を怒らせるような行為は慎んで下さい。
岩湧の森駐車場は無料で山頂にも近いが、台数が少ない。人気の高い山である。お互いが楽しく登れるように配慮しよう。

上山高原(兵庫県美方郡新温泉町)
上山高原は扇ノ山の北麓に広がる高原で、ススキの原になっている。谷が深くいろいろな滝があるのでそちらの方が有名となっているが、登りにくく登山事故も多い。尾根沿いには何本かの林道が通っているため、 その林道を通れば行くことができるが、林道は狭いところもあるので注意が必要である。 林道を歩けば距離が長い。イヌワシやツキノワグマを代表とする多様な生き物が生息している。

神鍋高原(兵庫県豊岡市日高町)
神鍋火山を中心とした一帯で、秋になるとススキの原となる。神鍋山は火口が残っており、近畿地方では一番新しい火山と考えられている。周辺はスキー場が多いため、スキーのできないシーズンはススキの原となっているところが多い。登山やハイキングなどの他、ゴルフ・渓流遊び・パラグライダー・アスレチックなど自然を体感できる施設がたくさんある。スキー場であるのでアクセスは簡単である。

ハチ高原(兵庫県養父市関宮町)
ハチ高原は鉢伏山の中腹に広がる標高800~900mの高原、西日本有数のアウトドアエリアある。登山、ハイキングやパラグライダー、冬はスキー、スノーボードなど、1年を通じてさまざまなスポーツが楽しめる。特にススキの時期はハイキングがおすすめで、中腹から山頂まではススキの原で眺めが非常によく、晴れやかな気持ちになれる。中腹まで林道が通っている。

砥峰高原(兵庫県神崎郡神河町)
峰山高原から続く標高900m前後の高原である。関西を代表する約90haのススキの原が特に有名である。毎年春には山焼きが行われ、草原一帯を焼きススキの草原が守られている。緩やかに起伏する周氷河地形と、小丘や不自然な谷などタタラ製鉄のために削り取られた人工地形があります。昔はススキの原の中を歩くこともできましたが、最近行ってみるとしっかりした歩道を作って、歩道以外は進入禁止となっていました。これもススキの原の保護のためには必要なのでしょう。自動車で高原まで入ることができる。

平城京跡(奈良県奈良市)
奈良の最近の隠れ名所。平城宮跡にはたくさんのススキと少しのセイタカアワダチソウからなる草原。残念ながら高原ではないので、涼しい感じは少ない。観光地であるのでアクセスは簡単。というより、ススキの原の中を近鉄電車が走っているので、電車に乗ったままでススキの原を見ることができる。

葛城高原(奈良県御所市)
大和葛城山の山頂付近の比較的平坦な面を葛城高原と呼んでいる。春のツツジと秋のススキが有名である。ハギやオミナエシ、ナデシコなどもススキの間で咲きそろい、高原の秋が満喫できる。葛城高原ロッジでは食事や喫茶ができるので、コーヒーや紅茶を飲みながらススキの原を眺めることもできる。アクセスはロープウェイがあるので誰でも登れる。

曽爾高原(奈良県宇陀郡曽爾村)
関西で一番有名な標高900m前後のススキの高原である。中央にお亀池と呼ばれる池があり、数多くの伝説があるこの池は火山の火口ではないかとも言われている。残念ながら段々と湿地化しているらしい。左の山々は非常に景色が良いが、倶留尊山は入山料が必要である。高原まで道路が通じるが、ススキの季節は渋滞することが多い。途中に日帰り温泉施設もあるので、寄るのもよい。但し、混んでいることがある。

生石高原(和歌山県有田郡有田川町)
和歌山県では一番有名で、曽爾高原・砥峰高原・生石高原を三大ススキの原と呼んでいる。標高800m程度、広さ13haの高原で、遮るものがなく360度の景観が楽しめる。腫れた日には、六甲や淡路、四国まで見渡せ、ハイキングやキャンプなどで訪れる人も多い。3月の山焼きによってススキの原を維持している。山頂付近まで道路が通じているので、アクセスは簡単である。



世界最大の旅行口コミサイト【トリップアドバイザー】


【直前予約No.1】トクー!



今回はどこを見ても似たような写真になってしまった。考えてみれば当然だった。

0 件のコメント:

コメントを投稿

一括査定