2017年7月6日木曜日

脳年齢を若返らせましょう!


脳年齢って知っていますか。だいたいは予想がつくと思いますが、脳は青年期まで成長し、それを過ぎると衰退していきます。自分の年齢とは別に、脳の衰退程度を年齢で表したものが脳年齢です。実は最近物忘れが・・・という方はいませんか?もしかしたら認知症?心配ありません。私もそうです。仲間はたくさんいます。
それでもやはり心配ですか。では、ざっと自分の脳年齢を知りましょう。

次の1〜25の質問に、「はい」「いいえ」で答えて下さい。
(はい・いいえ)1日7時間以上寝ている。
(はい・いいえ)抗酸化物質を多く含む野菜か果物(かんきつ類、ピーマン、ほうれん草、ブロッコリー、リンゴ、トマト、ケールなど)を、少なくとも5品目以上、毎日食べている。
(はい・いいえ)ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリーを、少なくとも1品目以上、毎日食べている。
(はい・いいえ) 週に3回以上、オメガ3脂肪酸(コレステロール値を下げ、血中の中性脂肪を少なくする脂肪酸)がたくさん含まれる魚(サーモン、サバなど)を焼いて食べている。
(はい・いいえ) 週に5回以上、オメガ3脂肪酸もしくはアマニ油をたくさん含むサプリメントを摂取している。
(はい・いいえ)毎日とっているマルチビタミンの中に、葉酸が含まれている。
(はい・いいえ)少量のアスピリンを飲んでいる(低容量のアスピリンは、脳の血流を良くし、脳の老化を遅くする効果があるという研究結果がある)。
(はい・いいえ) 赤ワインかぶどうジュースを、1週間に5回以上飲んでいる。
(はい・いいえ)1週間のうち、ほぼ毎日30分以上の運動をしている。
(はい・いいえ) 1週間に5回以上、難しい本を呼む、クロスワードパズルや数独を解く、など能動的な学習、記憶、計算、分析、問題解決を必要とする活動をしている。
(はい・いいえ) 総コレステロールが、5ミリモル/リットル以下だ。
(はい・いいえ) LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が3ミリモル/リットル以下だ(LDLコレステロールは、動脈疾患を引き起こし、脳の血流量を減らす)。
(はい・いいえ) 長寿の家系で、家族の中に80歳を超えても記憶力が低下しない人がいた。
(はい・いいえ) 肥満ではない。
(はい・いいえ) 地中海式の食事(野菜をたくさん食べる、全粒の穀物を摂る、豆類、ナッツ類、種子類を摂取する、油はオリーブオイルを使う、赤身の肉をあまり食べないなど)をしている。
(はい・いいえ)バターやマーガリンの代わりに、オリーブオイルやトランス脂肪酸を含まない食品を使う。
(はい・いいえ) 1度も喫煙したことがない。
(はい・いいえ) 血圧は正常。
(はい・いいえ) 糖尿病ではない。
(はい・いいえ)メタボリックシンドロームではない(男性が腹囲85センチ以上、女性が90センチ以上)。
(はい・いいえ)いびき、閉塞性睡眠時無呼吸、不眠症といった睡眠障害はない。
(はい・いいえ) コントロールできないストレスに毎日悩むようなことはない。
(はい・いいえ) サポートしてくれる人がいて、家族、友人、同僚と共に様々な活動を楽しんでいる。
(はい・いいえ) 長期記憶にも、短期記憶にも問題はない。
(はい・いいえ)アルツハイマーを防止するためできることは、何でもやりたいと思っている。

-----診断結果-----

「はい」が23〜25
実年齢から15歳引いた年齢が、あなたの脳年齢です。今の生活習慣を続ける限り、認知症を発症するリスクは低いでしょう。
「はい」が20〜22
実年齢から10歳引いた年齢が、あなたの脳年齢です。心と体に良い生活をしている。「いいえ」と答えた質問を振り返って、生活習慣をさらに向上させましょう。
「はい」が15〜19
あなたの脳年齢は、実年齢と同じ。認知症を発症するリスクがあります。「いいえ」と答えた質問を振り返って、生活習慣を変えましょう。
「はい」が0〜11
実年齢に10歳足した年齢が、あなたの脳年齢です。現在抱えている健康問題を医者に相談して、問題を解決しましょう。

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脳年齢に大きな影響を与えるのは、運動、飲酒、喫煙、体重、コレステロールといった生活習慣です。脳に良くない生活を続けていると、認知症のリスクを高める可能性があります。 怖いですね。

しかし、心配ありません。脳年齢は鍛えれば若くなります。最近どうも物忘れがひどくなった、まだらぼけになってきたと思う方は、脳を鍛えて若い脳を作りましょう。


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幼児の時に、一番最後に発達するのが「前頭部」です。おでこの部分です。このほとんどを占めるのが前頭前野という部分です。前頭前野は思考・判断を司る部分です。老年になると最初にこの部分の働きが悪くなります。だから、前頭前野を鍛えれば良いのです。

前頭前野は思考・判断過程で脳内の記憶のネットワークを使います。新しいことをすれば、ネットワークはより複雑になって思考・判断がそれに合わせて成長します。頭の疲れていない午前中に、その日のテーマを決めて1分間、誰かにスピーチをすれば効果的です。それが無理な日は、本の音読や簡単な計算でもいいようですよ。
他にもいろいろな方法があるようですが、まず若い頭脳を取り戻すために、頭を使いましょう。


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