2017年7月4日火曜日

浮気依存症は周りにいませんか?


「浮気山ほど」とか言っていた芸人がいますが、まあ、芸のネタでやっているんでしょう。しかし、この世の中には実際にそのような人が、数多くいます。私の知り合いにも何人かいます。街で出会うたびに違う女性を連れている後輩、浮気で3人の奥さんに逃げられた男などです。

「日本の法律は一夫一婦制だから、浮気はいけない」という人がいます。これは間違っています。一夫一婦制は書類上の話、一夫一婦制だから書類に書かれていない人の関係が浮気となるのです。つまり、未婚の人が複数の異性とお付き合いするのは浮気ではありません。自分が一番と勘違いした人が「浮気」となじるだけの話です。

世界では重婚を認めている国がいくつか存在します。例えばイスラム教の国では妻は4人まで認められています。但し同様に扱う義務が定められていますが・・・。

さて、普通の人は結婚すると、他にいいなと思う人がいても、理性で自制します。このような経験は多くの人がしますが、これは浮気ではありません。これが理解できない人は危ないですよ。「精神的な浮気」なんていう人もいるようですが、精神的な浮気なんてものはありません。精神的な本気がないように・・・。

まあ、一度や二度なら気の迷いかも知れませんが、この敷居を簡単に越えていつでも複数の浮気相手がいる人がいます。世に「浮気性」とか言われている人のことで、男女ともに存在します。浮気することによって脳内に快楽の神経伝達物質が放出されるようになると、立派な「浮気依存症」です。依存症ですからもはや気の迷いではありません。治療を必要とした精神疾患です。

恋愛依存症やセックス依存症の人が結婚すると浮気依存症になりやすいようです。特にセックス依存症では、セックスが生活の中心になってしまい、自分を変えようと試みても変える事ができず、健康、対人関係、家庭問題、法律に触れるような逸脱行為など深刻な問題が生じてしまいます。セックス依存症はいくつかのタイプに分けられますが、治療法があります。ただそれには自分自身が依存症であることを自覚しなければなりません。この部分がこの病気の難しいところです。自覚すれば治療法はあるのですが、多くの場合は自分が病気であるという自覚がないのです。
口では、「悪かった。もう二度としない」と言っても心の中はそう思っていないことが多いからです。

相手が治療する気がないのなら、早いうちに離婚した方がいいんじゃないでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿

一括査定