2017年2月11日土曜日

マスクをした女

冬になると風邪が流行ります。
今年は例年よりインフルエンザが流行っているようで、私がミニバスを教えている小学校も学年閉鎖になり、選手が半分しか練習にこなくなっています。当然、マスクをつけた人がよく見かけます。
マスクを着けたままで車を運転している人も見ますが、とっても違和感があるのは私だけではないでしょう。ところで、マスクの女性を見ると思い出す話があります。これはいつ頃流行った話だったのでしょうか?

とある夜更けのことです。
男が誰もいない道を歩いていると、ゆっくりと前から歩いてくる女がいます。さて、ここで、文章をしっかり読んでいる人は間違いに気づくでしょう。誰もいない道なのに女が歩いてくるのは変ですね。さて、前から来た女はマスクをしていて顔がよく分かりません。

女が声をかけます。
「おにいさん、私といいことしない?」。
「いいことって何かな~」
と男が思っていると、女は、
「ねえ、私、きれい?」
と訊くのですよ。
スケベ心満載の男はもちろん、
「うん、きれいだよ」
と口から出まかせを言うのです。
もちろん、マスクをしているので美人かどうかも分かりません。
しかしそれでも男の性は恐ろしいものです。すると女はマスクをはずしながら言うのです。
「これでもきれい?」
女の口は耳まで裂け、その大きな口を一杯に開いて近づいてきます。
男は恐ろしくなって逃げ出すと女は追ってくるのです。それがまた速い。

ここらで冷静に考えれば、いくら不気味であっても所詮女です。屈強な男が胸ぐらをつかんで2~3発しばきあげれば言うことを聞くのでしょうが、恐怖が先に立っているので、逃げることしか頭にないので始末が悪いのです。

この後の展開は忘れたが、いわゆる口裂け女を思い出します。
口裂け女は整形手術の失敗だったもので、たしか、犬やポマードが嫌いだったと思います。武器を持っているのでそれに注意し、「わん、わん」と言いながら戦えば、勝てる可能性は十分にあると思います。口裂け女対策のために男性はポマードをつけておくのがいいでしょう。


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